林学職

副主査

小和田 愛美 KOWADA MANAMI

西牟婁振興局/農林水産振興部/林務課

2020年度入庁

※所属・役職等は取材当時のものです。

広大な森林が私の職場 和歌山の「山」を守る

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キャリアパス

2020年
西牟婁振興局 農林水産振興部

業務内容を教えてください。

森林や林業に関係するさまざまなことを取り扱う林務課に所属しています。主な担当業務は、森林整備事業という補助事業です。具体的な内容としては、森林所有者等が山に木を植えたり、下刈り、間伐などの手入れを行った際に補助金を交付する業務です。補助金を交付するためには現地検査が必要なので、毎日のように山の中の施業地へ行く時期もあります。時には、車で辿り着くことが出来ず、藪をかき分けながら長時間山道を歩くこともあり、大変な思いをすることもあります。ですが、森林の中の空気に触れ、日々変化する山の景色を見ながら、森林組合や民間事業体の方々と話す時間はとても楽しく、充実した毎日を過ごせています。

県庁で働きたいと思った理由は?

生まれ育った和歌山に貢献したいという気持ちが一番のきっかけです。また、高校時代に山岳部に所属していたこともあり、昔から山には興味がありました。そのような中で、林学職員になって、制度設計やさまざまな支援に関わる立場で和歌山県の山を守っていきたいと考え、県庁に就職しました。ただ、学生時代は林業とは異なる分野の学科に所属していたため、独学での試験勉強は大変でした。就職してからも学ぶことは多くあり、周りについていくのに必死ですが、その分日々やりがいを感じています。

大変なことややりがいは何ですか?

西牟婁振興局は管轄エリアが広いため、事業量が非常に多く、事務に追われる毎日です。特に年度末などの繁忙期はさらに大変です。日中は施業地へ現地検査に行き、帰庁してからは事務作業をこなさないといけないため、正直なところ辛いと感じるときもあります。しかしその分、周りの方々に支えてもらいながらやり遂げた瞬間は、達成感で溢れ、頑張って良かったなと実感することができます。まさに、私にとって、やりがいを感じる瞬間です。今後は、もっともっと自ら考え、取り組めることを増やし、一人でも多くの林業関係者を笑顔にしていくことが私の目標です。

モットーはありますか?

どんな時も相手のことを最優先に考え、丁寧に対応することです。昔から人との繋がりを大切にし、どんなときも誠意を持って相手の方々と接するようにしています。今後もいろんな分野の方々と交流する機会があると思いますが、自分のモットーを忘れることなく、自分自身を成長させていきたいです。

職場の雰囲気を教えてください。

仕事で困ったときは周りの方々が助けてくれるので、日々安心して業務に取り組むことができています。また、仕事終わりに一緒にご飯を食べに行ったり、ボーリングをしたりと親睦を深める機会もあり、楽しく和気あいあいとした職場で居心地が良いです。

休日はどんな風に過ごしていますか?

休日は思い切り外で遊び、オンオフをしっかりと分けています。昨年は、職場仲間と屋久島(鹿児島県)や焼岳(長野県と岐阜県をまたがる山)を訪ね、熊野古道を散策し、和歌山市内のマラソン大会に出場するなど活発に活動しました。最近では、西牟婁、東牟婁管内のカフェやパン屋、温泉巡りを楽しんでいます。

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