土木職

課長

前田 潤 MAEDA JUN

東牟婁振興局/新宮建設部/総務調整課

1995年度入庁

※所属・役職等は取材当時のものです。

働きやすい 職場づくりに尽力

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キャリアパス

1995年
西牟婁振興局 建設部
1999年
和歌山下津港湾事務所
2001年
那賀振興局 建設部
2004年
道路保全課
2007年
東牟婁振興局 新宮建設部
2009年
道路建設課
2013年
道路政策課
2015年
那賀振興局 建設部
2017年
海草振興局 建設部
2019年
道路政策課
2021年
東牟婁振興局 新宮建設部

所属している部署と、現在の仕事内容を教えてください。

東牟婁郡振興局の新宮建設部に所属しています。
建設部は、道路の拡幅や河川の堤防整備・改修、災害時に土砂が民家に流れ込まないようにする砂防事業などを担っています。
その中で私が行っているのは、当初予算や補正予算など、建設部全体の予算のとりまとめや執行状況の整理など。管内の市町村が行う災害復旧事業などについて、実施方針のヒアリングや工法検討の技術的な指導、地域課題が解決できるよう、新規事業の立ち上げに関する計画の検討や地元関係者との調整を行っています。

仕事において、大切にしていることは何ですか?

予算、設計、発注と、淡々とした仕事がほとんどですが、ミスのないよう着実に行うことを心掛けています。

課長として大切にしていることはありますか?

自分よりも部下のことを考え、部下が働きやすい環境をつくることを意識しています。
「最近どう?」と世間話を交えながら、何でも相談しやすい雰囲気づくりを行っています。
また、無駄な業務がないかなど常日頃から作業の効率化を図り、それぞれの時間を確保することを目指しています。

働きやすい職場づくりの秘訣は何かありますか?

月に1度、さまざまなハラスメントに関する人権研修があり、適切な認識を共有していることも働きやすい職場づくりにつながっていると思います。

県庁で働きたいと思った理由は何ですか?

大学で学んだ土木工学の知識を活かせるという点と、県外への転勤がなく、給与面でも安定した職業であり、将来に渡って人生設計が立てやすいと考えたからです。

これまで多くの部署を経験されていますが、異動についてはどう思いますか?

異動については、あまりネガティブな印象はないですね。環境や接する人が変わることで、知識や人脈が増えることは非常に良いことだと考えているからです。
公企業だけでなく、民間企業や一般市民との関係も大切にしながらさまざまな人の意見を聞くことで、偏りの少ない柔軟な感覚が身に付きます。多くの仕事や人と関わったり、人と連携して仕事をすることで、多種多様な考え方や価値観と出会い、それが自身の人間としての成長にもつながっていると感じています。

休日はどんな風に過ごしていますか?

日本自転車競技連盟に選手登録しており、自転車仲間と日々トレーニングしています。2018年には、自転車での文化活動によって地域活性化を目指すNPO法人も設立。サイクルトレインの実証実験に協力したり、年に4~5回サイクリングイベントを開催したりと、精力的に活動を行っています。
道路政策課に所属していた頃は、県内のサイクリングロードの整備に関わったことも。趣味が仕事に生きていますね。

県職員を目指す方へメッセージをお願いします。

コツコツ真面目に続ける人、いろいろなことにチャレンジする人。多様な働き方を受け入れている職場です。がんばる姿は、上司や同僚が必ず見ていてくれます。決して簡単な仕事ではありませんし、始めは忙しいかもしれませんが、完全週休二日制で残業も少なく、生涯で見ると自分のために使える時間が多いのが魅力ではないでしょうか。
今は、男性職員も育児休暇が取りやすく、自主的に子育てをしている人も多々。ライフステージの変化に応じて働きやすい環境が整っています。

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