建築職

技師

内田 将成 UCHIDA MASANARI

県土整備部/都市住宅局/建築住宅課

2021年度入庁

県民の暮らしや 住まいづくりを支える

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キャリアパス

2021年
西牟婁振興局 建設部
2023年
建築住宅課

業務内容を教えてください。

採用後2年間は、西牟婁振興局で学校の駐輪場や畜産試験場などの県有施設の営繕業務に携わりました。業者の発注や積算業務、設計・工事監理を行う仕事です。
今は本庁で公営住宅等を管理運営する市町村職員のサポート対応や、「マンション管理適正化法」に基づいたマンションの適切な維持管理を推進する業務、国からの調査対応などを行っています。
特に、公営住宅については独自のノウハウがあり、市町村から公営住宅の管理運営について法的な質問を受けると「公営住宅法」などの法律や仕様書を読み解いて対応しています。例えば、入居されていた方が亡くなった場合、遺品整理などをどうすれば良いかといった問題が持ち上がることもあり、対応は非常に多岐にわたります。
建築の法律といえば「建築基準法」が有名ですが、それ以外にもたくさんの法律に基づいて業務を行っています。知識の引き出しを増やすため、国主催の会議へ出席したり、他府県の事例を見学しに行くこともあります。

県庁を選んだ理由を教えてください。

大阪の大学院を卒業後、一級建築士の資格を取得しました。そういった建築の勉強をする中で、地元の和歌山県は、風水害や地震などの自然災害が他県に比べて多いことが気になりました。高層ビルなどの設計工事も面白いのだろうと思いつつも、「県有施設など地元の建物の維持管理を通して安全に関わりたい」という気持ちが強くなり、県庁の建築職を志望しました。

やりがいを感じることは何ですか?

主な業務は公営住宅に関する市町村指導です。あまり馴染みがない分野なので、最初は一人で業務が完遂できなかったのですが、先輩や上司に教えてもらった知識を生かして、徐々に自分だけでできるようになっていることで成長を実感し、やりがいを感じています。

職場の雰囲気はどうですか?

和歌山県の建築職は60名程度。他府県と比べて小規模です。その分、関係性が濃く、各々の担当を越えて、上司や先輩に気軽に相談しやすい雰囲気や環境があると感じています。
また、休日に職場の方々とフットサルやソフトボールをすることもあります。西牟婁振興局にいた時はビーチアルティメットにも参加したことがあります。いい職場に恵まれたなと感謝しています。

休日はどのように過ごしていますか?

ドライブが好きです。和歌山には白浜などの観光地や熊野古道といった大自然、また旬のグルメもたくさんあります。口コミを調べて、興味を持ったところを訪れるのが楽しみです。西牟婁振興局にいたおかげで、紀南には詳しくなりました。
今は紀北にいるので、紀北周辺を開拓しようと計画中です。時には大阪まで足を伸ばすこともあります。

これからはどんなことにチャレンジしたいですか?

「宅建」や「マンション管理士」など業務に関する資格を取得し、もっと幅広く業務に対応できるようになりたいです。1つずつ知見を深め、経験を積んでいきたいと思っています。仕事は簡単ではありませんが、いい上司や先輩、仲間に恵まれて、やりがいをもって働くことができています。いずれやってくると言われている「南海トラフ地震」に備えて、建築の安全をより一層強化できるよう取り組んでいきたいです。

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