社会福祉士

福祉主事

林 理佐子 HAYASHI RISAKO

子ども・女性・障害者相談センター

2019年度入庁

学校や市町村と連携し 児童と家庭を支援する

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キャリアパス

2019年
仙渓学園
2021年
子ども・女性・障害者相談センター
2022年
子ども・女性・障害者相談センター

やりがいを感じる瞬間は?

児童相談所のケースワーカーとして、児童虐待の疑いのあるケースや不登校・非行・家庭内暴力等の課題を抱える児童や保護者の相談対応をしたり、地域の支援機関と連絡を取り、家庭の支援体制の調整をすることが主な業務です。相談支援職とはいえ、場合によっては「一時保護」など保護者の意に反する形で支援が開始することもある中で、心掛けているのは児童や保護者の「不安」を自分なりに想像し、その不安を少しでも取り除けるように対応すること。保護者や児童が安心感を持って相談してくれて、よりよい家庭の形を一緒に考えることで親子関係が改善されたり、家族全員が穏やかに生活できている姿を見られたときにはやりがいを感じます。

職場の雰囲気はどうですか?

公務員といえばお堅いイメージでしたが、職場の人間関係がフラットであることは意外でした。同世代も多いですし、上司や先輩方も気にかけて声をかけてくれるので、報告や相談もしやすい環境。特に上司は経験豊かで、一緒に悩んで的確な助言をいただける心強い存在です。また、私たち社会福祉士以外にも弁護士、医師、保健師や心理士など多職種が集まっていて、いろんな角度からの意見が聞けるのも特徴ではないでしょうか。

県庁で働きたいと思った理由は?

進学でいったんは地元を離れたものの、社会福祉を学ぶ中で生まれ育った和歌山県の地域福祉に貢献したいと思うようになりました。児童相談に携わる際に、その土地のことを知り、馴染みがある方が保護者や児童の理解を深めやすいという利点があります。そして、県職員として働くからには和歌山県の魅力や課題・歴史を知っていくことも大切にしたいと思っています。まだまだ勉強不足ではありますが、少しずつ知識を深め、県全体のことを把握していきたいと思っています。

休日の過ごし方を教えてください。

意識しているのは、休日に「仕事のことを考えない。引きずらない。」こと。頭の中も含めて仕事を家に持ち込まないが大原則。キリよく週末を迎えて、オン・オフを切り替えることを意識します。楽しみな予定が月に1つでもあれば、他の日はそれに向けて頑張れるもの。頑張った後に迎えた休日には、思う存分昼寝をしたり、読書や映画鑑賞をしたり、ライブやフェスに行ったり、好きなことに浸ってめいっぱい自分の時間を楽しんでいます。

これからチャレンジしたいことは?

入職した頃は、上司に相談したり、前例に基づいてケースワークをしていましたが、少しずつ経験や知識が伴うようになって、「この家庭にはこうなってほしいな」、「こんな力を身につけてほしいな」と自分で考えられるようになってきました。丁寧に仕事に取り組めば、それは相手にも伝わるだろうし、児童や保護者としっかりと信頼を築くことで結果的に家族がいい形になっていけばという想いが、今の私のモチベーションになっています。誰にでも信頼を得られる、心強い相談員になるにはまだまだ未熟なので、これからさまざまな経験を積んでいきたいです。他にも施設や女性相談、障害相談など選択肢もある職種。いろんな経験をして成長していければと思っています。

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