キャリアパス
- 2020年
- こころの医療センター
- 2024年
- 東牟婁振興局 健康福祉部
現在の業務内容について教えて下さい。
東牟婁振興局健康福祉部(新宮保健所)の保健課健康グループに所属しています。グループの業務は、母子保健や難病対策、健康づくりで、私はそのなかで管内住民のメンタルヘルスの保持増進に関する相談支援業務、精神保健福祉推進のための地域づくり・体制整備を担当しています。相談支援業務では、来所や電話で当事者や関係者などから相談を受ける他、直接家庭訪問を行い受診支援や療養相談に応じています。地域づくり・体制整備に関しては、市町村や関係機関と日々、協議・協働しながら地域の精神保健福祉の向上や、県民への精神保健福祉に関する知識の普及・啓発にも取り組んでいます。
県庁で働きたいと思った理由は?
私はこれまで、県内の総合病院の精神科で精神保健福祉士として働いていました。病院での勤務を続けていくなかで、地域で暮らす精神疾患や認知症の患者さんが安心して地域で暮らしていくためには、地域政策や支援体制の充実を図ることが大切であると考えるようになり、これまでのキャリアを活かして行政機関で働きたいと考え入庁を志望しました。
ある1日のスケジュール
| 開始時間~終了時間 | 仕事内容 |
|---|---|
| 9:00~9:30 | 出勤、メールチェック |
| 9:30~11:00 | 来所者との面談 |
| 11:00~12:00 | 室内執務 |
| 12:00~13:00 | お昼ご飯 |
| 13:00~15:00 | 精神科病院でのケース会議に参加 |
| 15:00~18:00 | 電話相談、室内執務、ケース協議 |
| 18:00 | 退勤 |
業務で大変なことややりがいについて教えて下さい。
相談支援業務では、当事者や相談者の相談に応じるには、知識や経験などをフル活用することが求められます。また、私自身の感情を揺さぶられることもあり、自身の感情を統制していくことも大切です。悩むことも多い業務ですが、当事者や相談者のメンタルヘルス課題の改善・回復を目の当たりにできること、悩みや喜びを共有し共に歩むことに大きなやりがいを感じています。
職場の雰囲気はどうですか?
職場は、バイタリティあふれる若い職員が多く、いつも良い刺激をもらっています。業務に関することに留まらず、様々なことに対して貪欲に学ぶ姿をみて、「自分もいろんなことを吸収しなければ!」と鼓舞される毎日です。まだまだ右往左往することも多いのですが、上司からは優しくいろんなことを教えていただき、本当に感謝です。
入庁前のイメージと入庁後のギャップはありましたか?
入庁前は「行政機関=事務仕事=独り淡々とする仕事」のイメージが強くありました。しかし、実際は住民や関係者との対話や協議の時間が多いこと、職場内での業務に関する協議時間を多くもてるなど、職場内外問わず人間関係を軸に仕事をする職場であることに嬉しいギャップを感じています。
仕事をする上で大切にしていることやこだわりはありますか?
仕事上で大切にしていることは、「和をもって仕事する」ことです。相談支援業務においては、当事者と周囲の方との「和」が求められることも多く、可能な限り両者が歩み寄ることのできる支援を心掛けています。「一人の力」には限界があり、「チームの力」で仕事に取り組むことで、柔軟でより良い仕事が果たせると考えていますので、職場内でも和をもって業務に当たるよう努力しています。
休日の過ごし方を教えてください。
休日を利用して、バイクでツーリングしながら、景勝地めぐりや名物を食べ歩きすることが気晴らしになっています。また、一昨年、狩猟免許(わな猟)を取得。シカやイノシシ等の有害獣の駆除や捕獲した獲物のジビエを使って料理することも休日の楽しみの一つとなりました。シチューや竜田揚げなどに調理し友人などに食べてもらうのも、作りがいがあって嬉しいです。
転職を経て感じている、県職員として働く魅力は?
前職が病院勤務だったため、精神疾患の症状による苦しさや、誤解や偏見のもとで苦労している当事者やその家族と接する機会が多くありました。そのため、医療機関への受診や療養生活に関する相談で具体的支援の提案をする際に経験が生かされていますし、精神保健福祉推進のための地域づくり・体制整備では、当事者やその家族のおかれている状況を念頭に市町村や関係機関との協議・協働をすすめています。
