和歌山県庁舎の外観

governor message 知事メッセージ(R7.2.28和歌山県職員採用説明会)

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和歌山県職員を志望される皆さんへ 

令和7年2月28日和歌山県職員採用説明会 知事メッセージ

皆さんこんにちは。今日は和歌山県庁を就職先として選んでみようかなと思ってる皆さんがおいでいただいてると思います。就職は、皆さんにとても大事なことですし、いろんな選択肢がある、前途有望な皆さんですから、公務セクターと言っても、国もあれば、市町村もあれば県もあります。それも和歌山もあれば大阪もあれば、いろんな選択肢あると思います。もちろん、民間企業に就職するおつもりのある方もいらっしゃると思いますけれども、今日はせっかく来ていただいたので、和歌山県庁ってのはどんなところか。後で詳しいお話もあると思いますけれども、県庁のリーダーとしてどういうこと考えてるのかってことを少しお話ししたいと思います。

皆さん和歌山県庁へ来たい人、いない?なんで和歌山県庁に行きたいと思ったんでしょうか?まあなんとなくっていう方も多いと思います。なんで和歌山県庁で働きたいと思ったのか。人数も多いのでインタビューには行きませんけども、ちょっと考えて欲しいんですね。自分は何で県庁に行こうと思ったのか、思っているのかっていう。我々は皆さんに来て欲しいんです。私たちは皆さんに是非来て欲しいんです。インターンされた方もいるかもしれませんし、これからいろんな説明会で、先輩の職員の方の話を聞いてもらったらいいと思うんですけど。県庁のミッション。よくありますよね。企業だとミッションビジョンバリューって言うんですけど、県庁のミッションは何だろうか。それぞれ皆さんイメージがあると思うんですね。だからこそ県庁を目指していただいてると思います。県庁で何をする、何を目標にするところかってちょっと考えてほしいです。私は今、若い人たちの職員とミッションビジョンバリューを作る作業を今してるんです。県庁にないんでね、今。スピリッツは先輩から引き継いだものがあるんですけど、それを言葉にしなきゃいけない、形にしなきゃいけないって作業してます。今、私たちが思ってるのは、やっぱり県民11人、ひとりでも多くの県民の方が幸せになるために県庁があるんだろうと思っています。それはそうよね。県民のためにあるわけですから、県民お一人お一人を幸せにする。いろんな立場の方がいらっしゃるけど、県民、お一人お一人を幸せにする。でも幸せって一人一人違うじゃないですか。あなたの幸せとあなたの幸せは違うでしょうね。そんなん言われても。あとほっといてくれって人もいます。県庁の人に幸せにしてもらう必要ないですと、余計なこと言わんといてくれと、生意気なと、なんやその上から目線は、という方も圧倒的に多いと思うんですね。でも、皆さんお若い、中には年配の方もいらっしゃるけど、私のように年取ると大体幸せな人って笑顔でいることが多いです。幸せなのに苦虫潰したような顔してる人はいないですよね。みんなニコニコしてるんですよ。何せよ。よくウェルビーイングって言いますよね。ウェルビーイングって言葉知ってる人?聞いたことあるよね。そういう時ね。パッとね。元気よく手を挙げると就職合格しやすいです。もじもじしてたらね。なかなか受からないですよ。パッて手をあげて目立たないと。だから今日大体、就職する時、黒い服着て、白いシャツ着てるでしょ。そんな人もう止めたらと思うんですけどね。もっと派手な格好して、普段着で来た方が受かりやすいと思いますよ、和歌山県庁は。後で言いますけど、和歌山県庁は1 年間通じてクールビズをやっています。ちょっと私今日は卒業式やったんでこんな格好してますけど、普段はノージャケット、ノーネクタイ、ノーカラー、スニーカーの軽装で働くことを推奨してます。もちろんそうでなくても結構なんで。強制はしません。背広着てネクタイしてもいいんですけど、少なくとも若い人は今県庁では、スニーカーでジーパンで、夏だったらポロシャツで働いてます。私もそうしてます。今日ちょっと特別なんですけどね。何にしても、ニコニコ笑ってる人を増やすっていうのが僕らのミッションだ、という風に思ってます。なので県民 11人の幸せを追求し寄り添い、笑顔にするっていうのが、今僕らが目指してる県庁のミッションです。そのためには、人様を笑顔にするのに、自分が笑顔でないとできないじゃないですか。つまり、県民のお一人お一人を幸せにする時に、県庁の職員さんが一人一人幸せでなければ、そんな人のことなんかできないですよ。だから私の仕事は、あるいは県庁の部長さん、課長さんの仕事は職員の方を幸せにすることなんです。僕の仕事は職員の方を笑顔にする仕事なんです。そういう風にしてやってます。だから、私が知事になってからはともかく職員の方が働きやすいように改革をしています。残業時間を半分に減らしました。例えば職員の方と一緒にアイデア出すんですけど、いろんなことやってますけど、1 年間、和歌山カジュアルビズって言うんですけど、カジュアルビズにやって働きやすくする。それから 5 時になったら会議は禁止してます。退庁時間は 5 45 分です。5 時になったら会議は禁止。それから上司は新しく仕事の発注はしない。それから庁内、職場の中に電話で照会はかけない。5 時になったら自分時間っていうことにして、自分のその日の仕事を整理して5 45分になったら帰れるようにっていう時間を取ってます。ただ、これは部署によっては、会計とか人事とか、年度末に仕事があるとこはしょうがないです。ある程度はしょうがない。残業0というわけにはいかない。部署部署によって。福祉をやってて、どうしてもその時期に福祉の仕事が重なってくることがあります。イベントやる時はどうしても、イベント成功させるためにやっぱりそれは。そういうことは別にすると、日常はともかく545分に帰る。我々はライフワークバランスと言ってます。世間ではワーク&ライフって言ってます。違います。ライフが先です。ライフ&ワークバランスを取るのが我々の今、目標です。自分の生活が 1番大事なんです。仕事よりも大事やと私は思います。仕事よりも家族が大事。仕事よりも自分の生活が大事。そして自分がハッピーでウェルビーイングでニコニコ笑ってることで仕事の効率が増して、県民の人を一人でも笑顔にできるんだろうと思ってます。ですからもう楽しく働ける人、我々は期待してます。一緒に働いて楽しい人、来てほしいと思っています。

それから、あとこれとても大事なんですけど。皆さんもうすでに大人ですから。いろんな人生経験を積んでこられてます。20 年ちょっと 30 年といえどもいろんな経験積んでおられてますから、私が偉そうなこと言う立場ではありませんが、少なくとも失敗したことありますよね、皆さん。ちょっとずつ、どんなちっちゃな失敗もあるし、大きな失敗もあるし。まだそんなに20 代だと大きな失敗はないかもしれないですけれど。失敗が、私たちは、とてもいいことだと思ってるんです。失敗っていうのは値打ちがつくんです。失敗は付加価値なんです。失敗はバリューなんです。僕らはそういう風に県庁でやってます。日本って 1 回失敗すると結構きついですよね。割と。例えば会社1回潰したら、倒産させたら。大変です。1 回会社倒産させると、次に立ち上がる時にはそれこそ、名義を変えないと銀行もお金貸してくれないような社会です。だから日本はなかなかこの2030年経済が成長しないんですけど。いろんな勉強されてる方いると思いますけど、アメリカのシリコンバレー、西海岸にあります。シリコンバレー。これはもう 90 年代からベンチャーがどんどん出てきた。今でもそうです。シリコンバレーだけじゃなくて、いろんな場所でベンチャーができてます。日本も少し今マネをしようとしてますけど、なかなか日本ではベンチャーが育ちません。なんでやと思います?皆さんの友人でベンチャーを起こそうとしてる方もいるだろうし、大学の先輩でそういう方もいるかもしれんけど、なかなかベンチャー育たないんです。私は90 年代にアメリカの大学におりまして、リサーチをしました。シリコンバレーで 1 ヶ月ぐらいリサーチを受けて分かりました。文化が違うんですね。日本は本当 1 回でも失敗するともうえらいことです。アメリカは少なくともシリコンバレーは失敗すると値打ちが上がるんですね。びっくりしました私、最初、意味が分からなかったです。例えば、あなたがアイデアが浮かんでシリコンバレー行きます。そうするとお金をつけてくれるんですね。ベンチャーキャピタルっていうファンドが。最初1億円集まります。1億円集まってやります。大体シリコンバレーで非常に成功の確率低いですから、100あって1つ成功するかしないか。だから失敗します。失敗します。で、失敗してもファンドですからお金返さなくていいんですね。これは日本と違う。借金しません。借金じゃないですから。株主がお金出してくれてますんで、失敗したらチャラで。それはしょうがない。で、また元に戻ります。大抵。ところがね。働いてて、アイデアが浮かんで、ベンチャー起こして、失敗しても、アメリカは元の会社に戻れます。あるいはライバル会社に行けます。その時給料倍になるって言うんですね。意味が分からない。なんでと。失敗したから。1 回チャレンジして失敗したのはバリューだから給料が倍になってサラリーマンに戻れる。ノーリスクです。で、そこでまた23 年アイデアを考えると、良いアイデアがでる。もう1 回、その人、あなたはシリコンバレー行きます。手を上げます。今度こんな良いアイデアできたんです。そうすると集まるお金が 10 倍になるんです。シリコンバレー。1億円集まったところ、10億円集まるんです。何でですか?失敗したからって言うんですね。1 回失敗してるから賢くなってるやろと。だから成功する確率が高くなるんです。1/1001/10になるんです。だから僕らはお金出すんですと言ってました。羨ましいですよね。で、私は日本全体もそうしたいけど、その前に県庁をそうしたいと思ってます。失敗することが値打ちになる。だって挑戦しないと失敗できないから。よくね、時代劇なんか今見ないでしょうけど、昔ね、お侍さんは眉間の傷は名誉なことだったんですね。体の前の傷、これは正面から戦ってるから、背中の切り傷は敵に後ろ姿を見せて切られてるから、恥。挑戦しなくて失敗してることは恥ずかしい。でも挑戦して失敗することは、我々県庁ではバリューだと。付加価値だという風にしてます。だから失敗する数が多いやつから出世すると。そういう組織に私はしたいと思って、今一生懸命みんなと一緒にやっています。面白いでしょ、そうしたら。

実はね。トヨタ自動車ってそういう会社なんですよ。私実は選挙出る前にトヨタで2年ぐらい働いてたんですけど、びっくりしましたね。トヨタ自動車ってすごいんですよ。工場の現場もそうなんですけど、我々事務屋もそうなんですね。どういうことか。去年と同じやり方をやると絶対怒られるんです。前と同じやり方をやると絶対怒られるんです。常に改善改善で新しいやり方やらなきゃいけないです。私はその前、国の役人やってましたんで、どっちかって言うとやっぱり、和歌山県庁ではそういうことは許してませんけど、前例踏襲なんですね。和歌山県庁はちゃいますよ。前例がないとは言うなっていうのが我々合言葉ですから。前例は作るもんですから。どうしても古い役所にいたので、前例を重んじる文化に育ったので、去年と同じやり方をやると、ものすごい怒られました。岸本君、これ去年と同じじゃないかと。去年これでうまいこといってまして。アホか。1 年経ってるよ。世の中変わってるよって、変えなさい。で、トヨタではやり方を変えて失敗しても怒られないんです。ナイストライと。もう1回やり直せと。もうしゃあない、そしたら去年と同じでええわ、時間もないし。で、これが去年と同じやり方を我を張って続けて失敗したら、机がありません。飛ばされます。そういう文化なんですね。面白いですよ。だからトヨタは2兆円も4兆円も利益が出るんですね。全員が、何十万人という全世界のトヨタの社員が去年と違うやり方をやり続けるんです。で、失敗してもしゃあないな。ナイストライ、で終わるんですよ。私はそこで働いてたんで、是非和歌山県庁もそういう文化にしたいと思って、今、一生懸命やってます。なかなかいっぺんには大きな組織の文化変わりませんのでね。是非、皆さんのような若い方が一緒になって、新しい文化を作ってほしいなと思います。失敗してもそれが値打ちになる。挑戦する。

ただ、じゃあそれだったら別に民間企業でもいいんです。トヨタ行ってもうてもいいわけですよね。行ってもらっても結構です。全然いいです。ただ私たちはじゃあなんで、県庁で働くのか。和歌山県にはね、いろんな方がいます。農業やってる方、観光産業、ホテルやってる人もいます。バス、トラック、経営してる人があれば運転してる人もいます。障害持ってる方もおられます。障害持って、チャレンジドで、月給8600円の作業所で働いてる人もいます。発達障害だけれども福祉工場で月16万円もらって、独立して働いてる方もおられます。ひとり親の家庭で、あるいは養護施設って分かりますかね。児童養護施設、家庭でご家族と一緒に住めない子供さんたち、DV 、ネグレクト、いろんな方がおられます。どうしても弱い立場の方、たくさんおられます。元気で商売繁盛してる人は、まああんまり県庁関係ないかもしれません。本当に困ってる人。まず最初の窓口は市町村かもしれない。だけど、そういう人たちを助ける仕事、寄り添って助ける仕事っていうのが、県庁。いろんな職種があるんでね。いろんなところ回りますけど、志としては、弱い人、困ってる人を助ける気持ちのある人に来てほしいです。世の中って結構不公平にできてます。今日ここに来られてる県庁志望される方はいろんなお立場の方がおられますから。一概には言えませんけども、一般的な平均よりは、とても恵まれた皆さんだと思います。だって、ちゃんとした教育を受けられて、県庁の試験を受けるような学力と教養がある皆さんです。かなり恵まれた。もちろん苦労して新聞配達してバイトして、大学行きましたとかもいるでしょうけど。それでも、大学で学べる。高校で学べる、高専で学べるっていう。そこに行かない人たちがたくさんいらっしゃるわけですから、そういう弱い立場の人の、思いが分かる。助けたいと思う人に来てほしいなと思うんですね。自分の力で、どうしようもないことってあるんです。例えば年齢。これほんまやねん。年取んねん。1 1 個これはしょうがない。年取っていくんです。で、私も努力ではどうしようもないです。いくらジム行っても歳は取るんです。男女の差。もちろんLGBTQ+がありますから、あんまり性別のことは言ってもあれだけど。変えられないことはないことはないけど、男女の差、ものすごくあります。そして日本はご存知の通り、ジェンダーギャップ指数最悪です。確か146カ国116位だったか118位だったか。118位ですよね、ジェンダーギャップ指数が。あるいは障害のあるなし。自分の努力では 1度障害を持ってしまうと、それ変えられないです。自分の努力でもどうしようもないことで差別をされたり、自分の努力で変えれないことでチャンスが与えられないっていうのは不条理ですよね。おかしいですよね。だけど現実であるんです。それを直すっていうか、それに力を貸すっていうのが和歌山県庁の僕らの仕事やと思ってます。自分の努力でどうしようもないし、いろんな壁を乗り越える人と一緒に寄り添って乗り越える。そういう意味では多様性とか公平とか包摂とか、今流行りのDEIですね。ダイバーシティ、エクイティ。それから包摂ですね。そういうことがとても大事です。トランプ大統領は嫌ってるみたいですけど、DEIね、インクルージョン。そういうものを我々はとても大事にしたいと思ってます。だからそれこそパートナーシップ宣誓制度っていうのを県庁では、私が知事になってすぐに導入しました。いわゆる、同性の方の、これ今結婚認められませんからね。高裁の判決が出て、既に2 つくらいの高裁では、同性婚認めないのは憲法違反だという当たり前の判決出てますけども。そういう同性だと、なかなか婚姻のメリットが得られないのは和歌山県では、法律とは関係ない。和歌山県の仕組みの中では同等に扱うような制度に今なってます。そういう困ってる人を助けていくっていう、多様性を認め合うというか。そういう中心になるのが和歌山県庁だろうと思ってます。

それで最後になります。なんでそんなこと言うかって言うとね。幸せになるってことはどういうことかって本当にみんな考えて欲しいんです。自分は何が、何やった時幸せだろう。

どういう状態が幸せだろう。ウェルビーイングって何だろう。それぞれお考えがあっていいと思うんですけど。自分で自分のことが決められるっていうことだと思うんですね。自分の働き方でもいい、自分の生き方でもいい、自己決定権と言います。自分で自分のことが決められる。例えば今、選択的夫婦別姓の議論があります。今やってます。選択的夫婦別姓。皆さん受験勉強中。あの面接の準備で調べられると思うけど。30 年前に法務省が選択的夫婦別姓を認めてくれという審議会の答申が出て、未だに認められてません。議論しています。女性活躍するのに、旧姓で働いてたのに結婚して夫の姓になったら不便です。海外ではパスポートで併記してたら意味が分からない。うちの妻も困ってます。夫婦別姓にしないと困る。そうじゃないと僕は思ってます。便利か不便かっていうことじゃないんですね。生まれた時からずっと大人になるまで使ってきた自分の苗字を使う権利を認めてください。自ら好きな苗字を名乗る権利を認めてください、っていうことに尽きると思うんです。便利とか不便とか言ってたら話にならない。自己決定権を損害してる。これは憲法13 条ってのがあります。これ皆さん職種によっては勉強してないかもしれないけど、憲法13 条。法学部の方、思い浮かぶと思います。何て書いてあるか。憲法13 条は生命、自由守ってくれるんです。生命と自由は憲法が守ってくれます。もう1 つ、もっと大事なことなんです。幸福追求の権利なんです。憲法 13 条には生命自由及び幸福追求の権利は最大限に尊重されると書いてあるんです。幸福追求の権利っていうのは自ら自己を決定する権利がベースですから、和歌山県庁は大きく言えば、その憲法13 条の、和歌山県民が一人一人幸福を追求する権利を守る。一緒に守っていく。いろんな場面があるでしょうけど。いろんな場面で一人一人が自分で自己決定をして、障害があろうとなかろうと、男女、男であろうと女であろうと、年寄りであろうとこどもであろうと、自分のことは自分で決定する権利、幸福追求の権利を守っていく。そして出来るだけ不条理にあってる弱い人に寄り添う、そういう方にぜひ来ていただきたいと思います。そして楽しく一緒に仕事をできれば嬉しいし、またみんなと若い人と力借りて、もっともっとはじける県庁に楽しい県庁にしていきたいと思います。どうか皆さん、和歌山県庁を志望していただきますようにお願いします。

今日は、来ていただいてどうもありがとうございました。

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