化学職

主査

髙野 晃輔 TAKANO KOSUKE

伊都振興局/健康福祉部/衛生環境課(橋本保健所)

2011年度入庁

県民の生活環境を守る 水質・大気環境を調査

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キャリアパス

2011年
循環型社会推進課
2013年
日高振興局 健康福祉部
2016年
那賀振興局 健康福祉部
2018年
環境管理課
2020年
伊都振興局 健康福祉部

業務内容を教えてください。

水質・大気環境の保全や廃棄物の適正処理指導が主な業務です。ボイラーといった設備の届出を受け付けたり、工場や温浴施設などの排気や排水が法や条例の基準に合致しているか検査をしたりします。その他、山間部の不法投棄がないかを見回るパトロールや、ごみの不適正処理に対する指導なども大切な仕事です。

「用水路の水の様子がおかしい」「川に魚が浮いている」などの通報の窓口でもあります。そういった場合は、検体をとって環境衛生研究センターに持ち込んで検査し、河川管理者や水産系の部署と連携しながら、事業者も交えて解決を図ります。

県庁を選んだ理由は?

生物化学の専攻を生かせる仕事に就きたいと、食品や薬品関係の企業を中心に就職活動する中で、地元の和歌山県にも「化学職」の募集があると知り、応募しました。平成23年度に採用され、和歌山市内の本庁や日高振興局などさまざまな部署を経て、現在は伊都振興局健康福祉部衛生環境課に配属されています。

仕事のやりがいは?

和歌山県の環境を美しく整える、社会的意義のある仕事だという点です。排水やごみ処理などの不適正事案の指導は、抜き打ちの場合もあり、事業者に納得してもらうのに骨が折れることもあります。まずはルールを丁寧に説明しますが、資金不足など難しい問題が絡んでいることが多いので、設備や工程の中での工夫を提案することも。今後の改善計画を受け取り、計画通りに進んでいるか確認をしていきます。問題解決までこぎつけると、ほっとしますね。

職場の雰囲気はどうですか?

とてもいいと感じています。上司はフォローしてくれますし、同僚とは良いチームワークで仕事ができています。現在私が所属している班は5人チーム。全員がきびきびと積極的に仕事をしますし、お互いの業務を助け合って動くので、とても仕事がしやすいです。

育休を取得したとお聞きしました。

令和5年4月から半年間育児休業を取得しました。初めての子供だったので、夫婦ともに手探りの中での子育てでしたが、協力して育児をすることができました。昼夜のない新生児の育児は、想像以上に肉体的にも精神的にも大変でした。妻は「1人では乗り切れなかったかも」と振り返っています。我が子の成長過程を間近で見られたこと、妻子にきめ細やかな愛情を注げたこと、本当に取得して良かったと思っています。

なにより、上司や同僚が育児休業に協力的で、応援してくれたことがありがたかったです。育休期間中は代替の方が来てくれるので、取得時と復帰時にしっかり引き継ぎをすれば、特に業務に影響は出ません。安心して育休を取れる空気感があるので、1ヶ月や3ヶ月など期間はさまざまですが、取得する人は多い印象です。

これからチャレンジしたいことは?

和歌山県環境衛生研究センターで分析や研究業務に従事してみたいです。県庁の仕事、特に振興局など出先機関では、県民の方とのやり取りが多く、たくさんの事例を見聞きしてきました。一度、センターで試験や分析業務に関わり、その方法論を現場に還元することで、迅速な判断の役に立てられればと思っています。

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