獣医師

担当した仕事の内容・魅力

　主に食肉検査、食品衛生及び動物愛護の業務を担当しています。食肉検査業務はと畜検査員として食肉処理場に赴き、1頭ごとに牛が病気にかかっていないか、食用に適しているか否かについての検査及び衛生的に作業が実施されているか否かを監視・検証する業務を行っています。食品衛生監視業務は飲食店や食品製造業における食品営業の許認可、衛生指導、食中毒発生時の調査・処分の事務などを行っています。動物愛護業務は動物取扱業の登録、愛玩動物の適正飼養指導、地域猫対策に関係する事務などを行っています。
　公衆衛生獣医師の業務は、食肉検査、食品衛生、生活衛生及び動物愛護など多岐にわたり、大学で学んだ知識を基に幅広い業務を経験することができます。常に勉強が欠かせませんが、獣医師としての知識や技術を幅広い分野で発揮し、県民の皆様の健康や生活の向上に貢献できることにやりがいを感じています。

私のわかやまライフ

　現在、家族と離れて生活をしているため、平日の終業後はビデオ通話で家族と会話したり、子供の成長を眺めて楽しんでいます。休日は自宅に帰り、子供と遊んで過ごすことが多いです。時には、家族で一緒に動物園や水族館、遊園地に出かけたり、買い物に出かけたりもしています。また、最近遠出はなかなか難しい状況ですが、元々旅行が好きなので、休暇を取り、家族で観光地巡りや食べ歩きなどを楽しんだりもしています。

メッセージ

　私は大学卒業後に他の自治体や民間企業で勤務していました。その際に時事問題や、自身の職種（獣医師）に関する事柄について、積極的に情報収集を行っていました。
　県庁では色々な職種の方と一緒に業務を行うことになります。自身の職種に関する事柄だけではなく、他職種の職員の方々が持つ多くの知識や情報に触れることで、自身の知識や考え方の幅を広げ、自分自身の成長にもつなげることができて良かったと感じています。