獣医師

主査

湯橋 翔 YUHASHI SHO

西牟婁振興局/健康福祉部/衛生環境課(田辺保健所)

2017年度入庁

※所属・役職等は取材当時のものです。

動物に関わる エキスパート

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キャリアパス

2017年
和歌山県動物愛護センター
2023年
西牟婁振興局 健康福祉部

業務内容を教えてください。

西牟婁振興局の健康福祉部で獣医師として働いています。担当している仕事は、ペットショップやブリーダーなどの動物取扱業に関する業務をはじめ、動物園にいるライオンやクマといった特定動物に関わる業務、地域猫対策や食品営業許可に関わる業務など多岐にわたります。その中でも特に多いのは、飲食店の営業許可や更新に関する手続き。事務作業も多いですが、飲食店などを訪ねて立ち入り調査を行ったり、外回りの仕事も多いですね。動物に関わる業務としては、動物愛護啓発事業「わうくらす(Wakayama Animal Welfare CLASS)」の運営があります。小学校から依頼を受けて、実際に動物愛護センターの犬と触れ合いながら、命の大切さや動物との関わり方について学んでもらう講習会。県全体の事業で、西牟婁振興局管内のエリアは田辺保健所の獣医師が出向き授業をしています。

県庁で働くことになったきっかけは?

元々動物が好きで獣医師になり、民間の動物病院や県外で公務員獣医師として働いていました。そんな中で、子供が小学生になるまでに定住したいと考え、実家のある和歌山へ。獣医師としての資格を生かして仕事ができると考え、県庁で働くことを決めました。初めに配属されたのは動物愛護センターだったので、犬猫の扱いや専門知識を十分に生かすことができたと思っています。

大変なことや、やりがいは何ですか?

食中毒などの突発的な事例に対応しなければならないときは、大変さを感じます。田辺保健所は管轄が広域で、観光地が多いため旅館業の経営も多く、和歌山県内で一番業務量が多いといわれています。しかし、多種多様な仕事に向き合うことで経験値が上がるという良い側面もあります。また、本来獣医師といえば人よりも動物に向き合う専門的な仕事。田辺保健所では、保健師や薬剤師、獣医師以外のさまざまな人と連携しながら業務に取り組んでいるので、広い世界を見ることができると考えています。

仕事をする上で、大切にしていることは?

自分自身の家族のため、無理なく働くこと。動物病院の臨床現場にいたときは、非常に忙しく休みなく働いていたため、心身に負担がかかり大変な思いをしました。公務員の良さは、家庭と仕事の両立が無理なくできること。特に子供が小さいときは、体調不良のときはもちろん、運動会や参観日などのイベント時にも休みが取りやすかったので、大変ありがたかったですね。

職場の雰囲気はどうですか?

職場の雰囲気は非常に良く、信頼の置ける上司や同僚ばかり。年齢に関わらず頼りになる人が多く、人に恵まれているなと感じます。この部署で、業務の知識や技能を可能な限り吸収したいと思っています。

休日はどんな風に過ごしていますか?

できるだけ多くの時間を子供たちと一緒に過ごせるよう、心掛けています。家の周囲には田畑が広がっていて自然豊か。父が家庭菜園をしているので、子供たちと野菜を収穫したり、犬や猫、メダカなどのペットの面倒を見たりして過ごしています。今の部署に異動してから時間がないんですが、今後生活リズムが整えば、趣味の釣りにも出掛けたいですね。

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