一般行政職

班長

堺田 章 SAKAIDA AKIRA

農林水産部/農林水産政策局/食品流通課

2001年度入庁

※所属・役職等は取材当時のものです。

「和歌山のため」軸を ぶらさず多様な視点を

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キャリアパス

2001年
東牟婁振興局 健康福祉部
2004年
人事課
2008年
観光振興課
2013年
総務企画課
2016年
広報課
2018年
県民生活課 県民活動団体室
2020年
食品流通課

業務内容を教えてください。

健康福祉部でのケースワーカーなどの相談業務を皮切りに、人事課での人事給与システム処理業務、観光振興課や国体推進局の総務企画課などでのイベント関連業務、広報課でのメディア調整業務などを経て、現在は食品流通課で仕事をしています。

和歌山県産品の販路開拓のため、事業者の皆様と一緒になってプロモーションを展開しています。商談会を通じて、全国のバイヤーさんと事業者さんをつなげるBtoB業務をはじめ、BtoC業務の一環としてテレビや雑誌、SNSを活用した魅力発信にも取り組んでいます。

また、東京都(有楽町)にあるアンテナショップ「わかやま紀州館」が20周年を迎えることを契機とした売場面積拡充などの大規模リニューアルに関するプロジェクトも推し進めています。

県庁を選んだ理由を教えてください。

大学時代に東京で暮らしたことがきっかけで、世界遺産をはじめ海・山・川の美しい自然や、豊かな食材など地元・和歌山の素晴らしさに気づきました。中でも、県庁を選んだのは、行政の立場でしかできない仕事があるに違いない、そこで和歌山をもっと盛り上げたいと思ったからです。2001年に入庁し、職歴は20年を超えました。

やりがいを感じることは何ですか?

県主催の商談会などは、事業者、バイヤー双方にとって一大イベントです。関係者との調整にきめ細やかな配慮が必要ですが、苦労を重ねた分、マッチングが成功し、販路開拓に繋がった際には非常にやりがいを感じます。

また、現在取り組んでいる「わかやま紀州館」のリニューアル事業においても、和歌山ならではの持ち味を生かしたイートインコーナーの設置など新たな取り組みにチャレンジしており、複雑な調整業務が続いていますが、仲間たちとともに焦らず一つひとつ課題を乗り越えていくつもりです。

職場の雰囲気はどうですか?

職場対抗ソフトボール大会など、レクリエーションの機会が設けられているので、積極的に声かけをしてメンバーと出場しています。こうした仕事以外の機会を共有することで、心理的な距離がぐっと縮まり、気兼ねなく相談しやすい関係を作れているのではと思っています。

キャリアを積む上で、県庁職員の業務の魅力を教えてください。

一般行政職であることから、約3年ごとに仕事のローテーションがあります。最初は「仕事が丸々変わるのか」と少し不安でしたが、周囲がしっかりサポートしてくれるので大丈夫です。さまざまな職種を経験することで、多くの角度から物事が見られるようになります。経験は、自信や次のステージへの成長にもつながります。

また行政職は、自社の利益を追求する民間企業とは少し目線が違い「和歌山のため、県民の皆さんのため」という大前提があります。県職員としてキャリアを積む中で、その軸をぶらさず、自分のベストな動きを考えるという視点を育むことができれば自身の強みにもなると思います。

子育てする環境についてはどうですか?

民間企業のモデルとなるよう、先駆けて福利厚生などが整っているので、全体として働きやすい職場だと思います。共働きで子育てをしていますが、時間単位で休みを取れたり、子供の看護休暇があったりと、整った環境のおかげでずいぶん助かりました。

これからはどんなことにチャレンジしたいですか?

仕事だけではなく、ランニングやサッカー、サーフィンなどの部活動、組合活動などを通じて、積極的に多くの人と交流を重ね、自然な形で人脈を作るよう心がけてきました。趣味と仕事が職場を越えてシームレスにつながることもあるので、今後はさらに地域活動にも積極的に参加したいと思っています。

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